デレクターズレポート 妊娠・授乳中の薬の知識

妊婦が薬を飲む?時に胎児への影響を考え、注意しておかなくてはならないことがあります 例えば妊娠中は肝臓、腎臓の機能が低下し薬の排池能力が衰えますのでくするの量は少なめにするなどの豆知識を備えておきましょう。

胎児への最大影響といえば胎児の催奇形性ですそれ以外にも胎児障害をいくつも報告されているので注意が必要となります。

ただ薬の胎児への影響ばかりを心配して薬を飲まないと母親の病気が胎児に大きな影響を与えることもあるので医師との相談のうえ治さなければならない病気は神経質にならず前向きに薬を飲んで治すことが必要です。

特に気を付けなくてはならない期間が妊娠4~15週までが要注意で妊娠16週以降は催奇形性の心配はありません。

脳や心臓、手足などの期間形成は最終月経から28日目以降より始まり、受精前から妊娠3週末までに飲んだ薬の影響を受ける場合、受精前であれば受精能力を失い、受精卵であれば流産します。

しかし第4週以降に薬を服用すると胎児に奇形を起こす危険性があるのでこの時期に服用する薬には特に慎重にする必要があると言えます。

 

ここまでを読めば妊娠中は薬は飲めない、、怖いと胎児への影響を不安に思うのは当然のことで、いたずらに不安を掻き立てる情報に惑わされることなく、精神的にも肉体的にも健康を保つことがおなかのあかちゃんのためにも大切なことです。

知識を備え精神ともに強く出産に備えましょう、それではどのような薬が危険なのか?

ほとんどの薬の効能書には妊娠中に服用したときの安全性ははっきりしていません。そのため妊娠している可能性がある方は、治療上やむを得ない場合だけ服用する。とよく書かれています。授乳中の婦人に対しては(やむを得ず使用する場合には授乳を中止すること)となっています。一般用医薬品の中には、十分に安全性が確立されていないまま使用されている薬剤も現実あります。これらの薬剤を使用する場合はなるべく短期間にし、大量には使用しないことが絶対原則です。

安全性が確立されていないが使用されている薬剤をまとめてみました。               医療デレクター